大腸の奥に届く“スーパー大麦食物繊維”

腸内フローラにおける善玉菌のエサとなる「第3の食物繊維」レジスタントスターチを大腸の奥に届け、かつ短鎖脂肪酸(酪酸など)を多く産生する大麦がオーストラリアで開発されました。それがスーパー大麦(Himalaya292)です。

豪州の国家的研究機関で開発されたスーパー大麦

90年後半からオーストラリア連邦科学産業研究機構が国民の健康を守るため、水溶性食物繊維・不溶性食物繊維を多く含む大麦品種から「第3の食物繊維」レジスタントスターチを含有する品種を選択し、10年に及ぶ品種改良によって開発されました。

当時オーストラリアでは、健康問題が社会トピックスとなっており、食物繊維を多く摂ることで健康を保持しようというプロジェクトが進んでいました。さまざまな種類の食物繊維の中から、レジスタントスターチが発酵基質として有効に働いていることが分かり、レジスタントスターチを多く含有する大麦を開発した背景があります。レジスタントスターチは不溶性でありながら水溶性食物繊維としての特徴も持ち、大腸の中でゆっくり発酵し短鎖脂肪酸を産生するという優れた特性をもっています。

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【スーパー大麦】
スーパー大麦の構造
豊富でバランスの取れた食物繊維